就農に向けて 19歩目
- 2018.07.07
- アグリファーム 汁吉屋
- アルチザンクラブ, アレルギー体質の方への食育指導, ミネラルと微生物の関係, 土作り, 天草だってジオパークだと思う, 天草段々畑の夢野菜, 天草馬場さん, 持続可能な農業, 植物の生理生態, 無農薬無肥料, 自然栽培, 食育指導士馬場さん
天草で、自然栽培百姓をされている馬場さんのお話と、圃場見学に行ってきました。
2日(月)に伺ったのですが、ちょうど台風7号が接近中で。台風前の作業があられるだろうから、お邪魔になるので日程を改める旨を伝えたところ、
「台風の備えっていつもやらないんで」
との返答があり、さすが、自然と共存されてる方は強いですね。
「自然には敵わないんだから」、と。
交通機関の情報も気にしながら2日の午前中に行ってきました。
南島原市と天草市って県をまたいでるけど、海を隔ててかなり近いところにあるんだなぁと、対岸に渡って見て気づきました。馬場さんのところへ向かう道中、右手には有明海から東シナ海が広がり、海岸沿い海面からひょっこり顔を出す岩は、南島原市の早崎半島や島原半島の海岸沿いで見られる火山由来のものと同じ。ここだってジオパークじゃん、と思いながら。
台風による交通機関への影響のことがあったので、短時間しか、お話伺うことはできませんでしたが、かなり興味深い話しの連続で。
自然栽培に至った経緯について、土作りについて、植物の生理生態について、アレルギー体質の方への食育指導について、ミネラル・微生物について、毎日・毎年が試行錯誤だということについて、そして一番大切な、なぜそうなるの?という疑問を持ち続け、解答を模索し続けること。
ここには全て書ききれないけど、自分自身が乾いたスポンジのように、馬場さんの言葉を吸い取っていってるのがわかりました。
まだまだ勉強不足で、わからないことがわかっていない、今の私。とにかく、知ることが今できること、そして実験畑である、家庭菜園で実践してみること。そして、なぜ?なぜ?を繰り返すこと。記録すること。できることは沢山ある。
自然と共存していく農法。持続可能な農法。
気候変動が激しい地球で、大切なのは、自然の力を借りて生活を営むことではないかな。
昨日からの豪雨。自然からの警告。気付こう。
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