南島原の楽しみ方 その6(島原まで)

南島原の楽しみ方 その6(島原まで)

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朝晩は秋の気配を感じる、ここ最近。
もっと真夏に行きたかった「そうめん流し」に行ってきました。
「そうめん流し」と「流しそうめん」
小さい頃から、「そうめん流し」で育ったので、どうも「流しそうめん」はしっくりこない。
ま、流す、というよりも、回ってるけどね。

南島原市深江町にある、「邑居(ゆうきょ)」。
島原半島には、あちこちそうめん流しはあるけど、ここはお初。

まだまだ日中は暑い9月下旬だけど、車を降りて樹々が茂る店への道は、耳にも目にも、そして肌にも心地よく。

山の寺、らしく身も心も癒される雰囲気があります。

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注文したのは、
そうめん・鶏の唐揚げ・季節野菜の天ぷら。
揚げ物多いかな、とも思ったけど、食べてみたいもんね。そうめんは、結局、普通のそうめん2人前と胡麻そうめん2人前を平らげました。
美味しそうに、アスパラの天ぷらに齧りつく旦那さん(笑)
胡麻そうめんは、初めて食したけど、普通のそうめんより少し太めで鼻からフワンと胡麻の風味が通る。なかなか美味しい麺でした。(食べるのに熱中して、写真撮りそびれました)

つゆも味が良くて、擦りたて生姜と刻みねぎ、そして九州ならではの柚子胡椒。
麺も、コシがあり、冷たい水に泳がせ啜ると、かなりうまい。

花より団子状態だったけど、ふと目を上げると
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この景色。
爽やかなもみじが、紅葉時期になったら、どんなだろう、と。

そうめん流しと言えば、夏の風物詩だけど、四季折々を楽しめる場所として、季節毎に来てみたいなぁと感じました。

お腹もかなり膨れたところで、甘味ものが欲しくなり。
(えぇ、お腹は膨れてますが、何か)

邑居を後にし、島原市内の方へ下山。
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平成新山(雲仙岳)も秋の雲をまとい。

そして、デザートに、島原名物のかんざらしがシメ。
島原の浜の川湧水横にある、銀水さんのところへ。

懐かしい素朴な味わいの、かんざらし。
以前、韓国の方が、
「韓国にも同じようなスイーツがあるけど、味わいが違う。水が柔らかく、美味しいから島原のかんざらしは、美味しい。」
と言われていました。

島原半島は、雲仙を中心に農産物や海産物が豊富。

そうめんにしても、かんざらしにしても、水が豊富で、美味しい水質だからこそ。
火山の恩恵なんですね。

蛇口をひねって出てくる水も水。
でも湧水を体感してみると、食べる楽しさ、飲む楽しさ、愛でる楽しさ、が感じられます。

これも島原半島ジオパークの楽しみ方かな、と。

夏の終わりの南島原もよかところです。(いいところです)

さぁ、明日から、また頑張るぞ。