就農に向けて 23歩目

就農に向けて 23歩目

6月に、県の農業技術習得研修生となって早5ヶ月目に突入。
今、自分でカウントしてみて驚いたな…もう5ヶ月も経っている…後8ヶ月で独り立ち。

ブるん、としますね。

焦っても仕方ないけど、でもやれることを当たり前にやって、8ヶ月後を迎えたい。

そこがスタートだから。

2ヶ月間の座学研修を終え、8月からのマンツーマン研修も丸2ヶ月が経ち、まず、だいぶ体が慣れてきたこと。これが何より大切。
今年の夏は、人命に関わるほどの暑さで、まぁ、こんな年に農業(研修生)デビューしたもんだ、と、涼しくなってきた今、振り返れます。梅雨明けから8月いっぱいは、とりあえずポカリが命の水で、倒れないように、ということだけを気をつけてやってきてた気がします。夏が終わらないんじゃないか、なんて本気で心配したけど、ちゃんと季節は進んでる。

マンツーマン研修は、本当に濃い毎日で。当たり前なんだけど、全身を使って作物と、自然と接することを、道具の使い方を叩き込まれてる連続。全身って、脳から、皮膚から、指から、足から、使えるものは全部使う。五感フル回転。シックスセンス出てくるかも。いや、嘘です。いかに、普段の生活で、偏ったところしか使っていないことを痛感させられる。。。!

でも、生きてるって、こんなに実感があるのは初めてかもしれない。

肉体を使い切る感じ。

そんな、マンツーマン研修での、成果物。上記野菜たち。

少量多品目の野菜や花の種を播き、苗や露地野菜を作ってるところで。その一部の野菜と花の苗を分けて頂き、自宅の家庭菜園で育ててます。間引いたり、摘んだりして少しずつ食せるのは、家庭菜園の醍醐味ですね。

水菜(左)は、サラダに。
蕪の間引き菜(右)は、塩を軽く振り、汁気が出たら一旦洗い流して、固く絞り、塩昆布と海苔とごま油で和え物として。(ちょっと柔らかくなりすぎたのが、反省)

こういう間引き菜や摘み野菜などの若い野菜は、柔らかく、エグ味とかがなく、美味しい。スーパーや市場にはなかなか出回らない、農家の特権ですね。ま、ベビーリーフとかでも手に入ると思いますが、みずみずしさは、採りたてにはかなわないですね。

自分が育てたものとなると、また味わいも、ちょっと特別な感じがします(笑)はい、自己満です。

腰や肩が痛くなりながらでも、こうやって自分が作ったものが、今のところは商品にはなってないけど、手にとって食べれるようになると、よかったーーー!!と、
もんぺのお尻破けながら頑張ってよかったーーー!!!と達成感があり。

IMG_0551

お気に入りだったもんぺ。気づかないうちに、お尻部分が裂けており。
(太ったからなーーー)
そのままスーパーやドラックストアをウロウロして、ふとお尻を触って見ると指が入る…???羞恥心はまだあったらしい、私。急いで帰ってきて、膝当てと同じ柄で被せましたとさ。

そしたら、かわいくなって、またお気に入りのもんぺになりましたとさ。

みなさん、お尻部分の破けにはご注意ください。

 

連続台風のおかげで、作業が立て込んでいるため、10月はかなり忙しくなりそうな予感…収穫の秋、食欲の秋。気張らんばですねーー。